ZOZOスーツが来たので計測してみました

ドットが印刷されたタイツを着て、スマートフォンの前に立つだけで全身のサイズがはかれると話題のZOZOスーツ。

筆者のもとにも届いてみたので使ってみました。

1回目の計測

スーツが届いたのでアプリをインストールして計測してみました。携帯はHuawei Nova Lite2です。

計測

アプリケーションを携帯にインストールして、計測を初めます。ビデオの指示通りにZOZO スーツを着ます。携帯は専用のスタンドに立てて、背面のカメラを自分の方向に向けます。計測が始まると機械音声が「前に」とか「後ろに」とか指示してくれて計測ができます。

以外に簡単そうにきこえますがこれがとても難しいものでいした。

曖昧な機械音声

「もう少し前にでてください」と言われたので、前に出ると今度は「上半身が明るすぎます」。電灯をつけたり消したり、カーテンを開けたり閉めたりしたのですが「明るすぎます」と繰り返します。後ろに下がると「もう少し前に」。携帯の位置や角度を調整してやっと計測が始まりました。

合計三回計測を行ったのですがこの位置決めにものすごく手間がかかりました。

なにしろ携帯は背面なのでどんな画像が写っているかわからない、音声指示も曖昧で何をしたらいいのかわからない。せめて撮影した画像が見えればなんとかしようがあるのですが・・・

注文がうまくできない

初回の計測が完了したのでジーンズと、カジュアルシャツを注文をしてみました。とても苦労しました。よく挫折しなかったなと思います。

注文できないシャツ

携帯のアプリからシャツを選んで、袖や襟などを細かく調整します。それから「カートに入れる」を押したところエラーがでました。何度やってもエラーが出ます。デスクトップ PCに切り替えて注文を出してみました。

デスクトップPCに切り替えて出てきたメッセージが

「指定されたサイズは現在注文できません。再度お好み調整をおこなってください。」

おかしな話です。チャット経由でオペレーターに調査を依頼しました

原因

計測結果をみてみることにしました。下が結果です。

首周り 39.2cm

肩幅 46.1cm

胸囲 102.5cm

アンダーバスト 95.8cm

腕周り 左39.4cm 右34.1cm

手首周り 左23.1cm 右19.1cm

腕の長さ 左60.8cm 右61.9cm

身丈 51.6cm

ウエスト 86.3cm ウエスト(腰骨上) 93.4cm

ヒップ 103cm

太もも周り 左62.7cm 右62.5cm

膝周り 左40.9cm 右40.2cm

ふくらはぎ周り 左44.2cm 右44cm

足首周り 左25.8cm 右26cm 股下(くるぶしまで)

下半身は概ね正確に計測ができていましたが、上半身の数値がバラバラ。

手首周り23センチは大きすぎますし、腕がふくらはぎとほぼ同じ太さになりました。これはちょっとありえない。オペレーターによると対応機種を使わないと計測が正確でないことがあるとか。

サイト上にある対応機種は・・・

【iOS】

iPhone iPhone6 iPhoneSE以降

【Android】

Galaxy S5、S7、S7 edge、

S8 Xperia XZ、X Compact、X Performance、XZ1 Compact

AQUOS R、ZETA、Sense

なるほど、たしかに私の携帯は入っていません。ジーンズを頼んでしまいましたが、返品するしかなさそうです。(実際着てみたのですが大きすぎました。)

2回目の計測

母親のIphoneをかりて計測し直してみました。

位置決めが一発で終わる

スーツを着て、携帯の前に立ちました。位置決めが始まるのですが今回は一発で終了。計測もスムーズに行きました。

計測値の確認

下が計測値です。肩幅、腕の長さなどある程度は正確でした。

首周り 37.2cm

肩幅 46.1cm

胸囲 99.6cm アンダーバスト 90.6cm

腕周り 左39.4cm 右28.7cm

手首周り 左23.7cm 右15.2cm

腕の長さ 左57.4cm 右58.2cm

身丈 49.5cm

ウエスト 83.2cm ウエスト(腰骨上) 92cm

ヒップ 102.8cm

太もも周り 左62.7cm 右61.5cm

膝周り 左40cm 右38.9cm

ふくらはぎ周り 左42.4cm 右40.9cm

足首周り 左24.8cm 右24.2cm

股下(くるぶしまで) 左72.2cm 右73.2cm

ただまだまだおかしい。左のふくらはぎと左腕が同じ太さです。左手首が23cmは大きすぎます。

機種を変えただけでサイズが5センチも変わったところがありました。

うーむ、これでは信用できませんね。スーツの着方が悪かったのでしょうか?全部自分で測り直すしかなさそう。

まとめ

ゾゾスーツが普及することで、

  • 消費者の計測データが手に入るこれは世界の服屋が欲しがってる
  • 計測データでより体に合う服が作れる
  • 外部にデータ提供したりして儲ける
  • ZOZOのプラットフォーム化が進む

と言うような意見があります。ここまでかんたんに行くとは思えません。

まず、アプリが対応している携帯でないとまともに計測ができませんでした。初めに Huawei Nova Lite 2を使ったところ、計測の位置決めがなかなか終わらず、出てきた計測の結果も不正確でした。Iphoneでの計測はスムースに終わりましたが、腕周りが大きすぎるなどまだまだ一部の値はいい加減でした。

ZOZOブランドがうまく行くかどうかは、

  • 計測結果をどこまで正確にできるか。
  • 対応機種をどこまで増やせるか

です。

ユーザーは対応機種なんか気にしないでしょう(Ipadで測って注文した、という声も聞きます)。いちいち計測値を確かめてオーダーすることもなさそうです。うまく測れなければ、服の返品が増えるだけです。ゾゾスーツは世界展開を狙っています。世界の主流携帯はAndroid。Androidの対応機種がこの程度ではまだまだ使えません。

ゾゾスーツが普及して、気軽にみんなでサイズを測ってネットで注文服を作る。という世界が来るとはまだまだ思えません。「ゾゾスーツがすごいからスタートトゥデイは買い」と考えるのは短絡的すぎます。

余談

とりあえず計測ができたのでお気に入りのブランド(ユニクロ)をチェックしてみました。

どうもユニクロの場合、カジュアルシャツはLサイズのスリムフィットにしたほうが良いようです。いままで普通のMサイズを買って、腕がキツイのを我慢していました。

そのうちユニクロがZOZOのサイトからAPI提供を受けて、適正サイズ診断なんかをしてくれるといいんですが。まぁいつになるやら・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA