大幅下落時の対処法

2019年8月8日

”株価下落時の対処法”

このテーマで多くの記事がある。

”損切りをすべき。”

”ナンピンをしてはいけない。”

”バーゲンセールだから買い!”

これ!というルールはないが運用時に実践してきた一部をご紹介したい。

〇下落前にやっておくこと

・余裕資金を持っておくこと

 売られ過ぎの指標が点灯しようが、資金全てを投資してはいけない

 例えば、今のポートフォリオが一時的に20%程度下落しても耐えられる程度にとどめる。
 (ポートフォリオを組んでいれば全銘柄20%下落ということはなかなかないだろうが)

・十分調査していて自信をもって保有している企業であること

 株価が上昇して投資に自信を持ち、下落して自信を失う、では仕方がない
 下落したらさらに自信をもって買いむかえるくらいでないと

・良い企業はつねにウオッチリストに入れておくこと

 ”バリュエーション高いなぁ”
 ”株価がどんどん上がって手が出ないなぁ”
 と指をくわえてみていた超優良企業。

 投資のチャンスがくるかもしれない。
 そのつもりであきらめずにウォッチし続けること。

・戦略・ルールを明確にしておくこと

 成長企業への投資をしていたのに、バリュー株投資の下落が小さい、高配当投資が安心だ。

 と言い出すと、銘柄選別の基準も変わりますし、何をやっているのかわからなくなります。

〇下落時にすること

”買いのタイミング”

これ!

といった確信をもてる買いタイミングはありませんが、いくつかの参考にしていることはあります。

①大幅下落の初期は買ってはいけない

 株価は短期では需給で決まります。

 常に買いたい投資家と売りたい投資家がいて株価は決まります(当たり前)

 大幅下落した時は、”買い”の投資家が極端に少ない状態。

 これが一日で転換することは少ない。

②アップサイドの期待の大きい企業に入れ替えも検討

 ウオッチリストに入れていた良い企業を投資するタイミングかもしれません。

 一つの指標では判断できません。

 長期で見て過去の最も低かったPER水準、配当利回りなどを見て、

 近づいたら少し買いを入れる。

 余裕資金で買うべきですが、余裕資金がなければ、保有している分とアップサイドを検討し

 入れ替えも検討します。

③下げ止まりの参考になるもの

 市場全体の下げ止まりのタイミングはわかりませんが、

 一旦の下げ止まりの参考にしているのは

 年初来安値更新銘柄数が100銘柄以上が4、5日続いたとき。

 そこで初めて買いを入れる。

↓こちらのサイトで、過去の銘柄数をチャートで見ることができます。

https://nikkei225jp.com/data/new.php

おおよそ、4,5日続くといったん下げ止まっていることがわかります。
しかし、また下落している場合もある。

そこで↓

④下げ止まって上昇したら、元のポートフォリオに戻す

 ③で運よく下げ止まりをとらえたとします。

 良い企業を選ぶことができれば、短期で数%の利益を確保できるかもしれません。

 そこで追加投資した分を売る、というのも一つの選択肢です。

 その時点のポートフォリオの状態次第ですが、リスクを取り過ぎているポートフォリオになっていれば

 追加投資した分は利食いを入れる。

 下落を目の前に少しのパフォーマンスの改善につながります。 

 

以上、簡単ですが参考になれば。

 

 

 

 

2019年8月8日コラム

Posted by ono