開こう! 僕たちの全国大会!!  高校生たちへ by yamamoto

なぜ泣き寝入りしなければならないのか?

青春の全てをかけて、君たちは部活を続けてきました。それぞれの目標を持って、インターハイにかけてきました。残念ながら、大人たちの事なかれ主義、横並び主義、無為無策により、君たちの青春は奪われました。史上初めて、全国高校総体(夏のインターハイ)が中止になってしまったのです。

仲間たちと有志で高校生による高校生の高校生のための大会を開きませんか?

どうしてもケリをつけたい、打倒したいというよきライバルがいる。ライバルがいるから、ここまで頑張れた。全国には自分たちの想像を超えたすごい選手がいる。あれば噂の何々くんか。何々さんか。戦ってみて初めてわかることがあるでしょう。

最後の夏です。17才、18才といえば、もう半分大人です。自分たちの意思で、自分たちの試合は、自分たちでデザインできる年頃です。有志の集まりで土日に河原や広場や公園で、あるいは、公民館で、市民に解放された校庭で、宿敵同士、草試合を君たちの手作りで開催してみませんか。

顧問の先生には内緒ですよ。学校にも。迷惑はかかります。しかし、たまたま同じ学校の同じ仲間たちが、たまたま、広場で非公式の試合をする。誰にも止める権利はありません。もう子どもではないのだから、審判は互いに出し合って、そして、監督もコーチも、自分たちでやって、存分に大暴れしてもらいたいのです。

果たし状を、よきライバル、宿敵に送ってみませんか。戦ってみませんか。

強豪校で活躍したみなさんならば、そのぐらいのリーダーシップは取れるでしょう。なんならば、全国草大会を自分たちの主宰で開催したってよいのです。君たちは自由なのですから。

きっと心ない大人たちは、不謹慎だ、危険だ、他人に迷惑がかかると批判するでしょう。命の方が大切だと。しかし、この言葉は詭弁です。嘘ばかりです。どうみたって日本でこの病気で死ぬ確率は交通事故で死ぬ確率よりもずっと低い。結核で死ぬよりもずっと低い。まして、高校生が高校生だけで開く大会にリスクは限りなく低い。いや、私が確率論で計算した結果、連休明け後には自粛解除が当たり前のことだったのです。大人が怖がるような病気ではまるでなかったのです。これは事実です。このことに反論する人には直接会って、私が反論者を説得します。

そして、勝手に試合をしたことは監督コーチに迷惑をかけるかもしれません。しかしながら、君たちは運命の競技に出合ってしまった。そして、競技が大好きになってしまった。競技を愛したその気持ちのままで、全国の強豪同士が草試合を自分たちの手で開催する。そのことを止める権利は大人たちにはないのです。初心を思い出して、全力で相手にぶつかっていく。競技の本当の楽しさを、自分たちの力で、自分たちの企画で、自分たちの青春を取り戻して欲しいと思います。

仲間は全国にいます。立ち上がれ。若者よ。私たち大人は陰ながら応援します。家族や友達を呼んで、楽しい全国大会にしてみませんか?

開催方法、開催場所、まだ、間に合います。私は喜んで相談に乗ります。

山本 潤

子育て・教育

Posted by 山本 潤