子育てコラム #2 親は子供の喧嘩に口を出さない!

2019年12月18日

 

子供同士のけんかに親が口出しをするのは・・・(子育てコラム第2回)

小さい頃、誰もが耳にした言葉でしょうね。 少子化の現代にとっては、 たとえば、学校などで、 こども同士が喧嘩して、一方が怪我をしたとします。 怪我を負わせた側の親は申し訳ないと思うでしょうし、 負わされた側は、怒って押しかけるかもしれません。 大事になるのは面倒ですからね。モンスターペアレント多いし。

もう十年以上前の話ですが、長男と次男が小学生のときの話です。

我が家では、 長男が次男を叩くということが日常茶飯事でした。 兄弟喧嘩です。

兄弟げんかの結末だけを見ると、 いつも、兄が力で弟を泣かせることになってしまう。 2年の年の差もあるでしょう。 すると見ている父親であるわたしとしては、面白くない。 ついつい、兄を怒ってしまいます。 怒られた兄はふてくされます。 そうなった過程を考慮せず、結果だけで判断されるからです。 そうはいっても、叩いたりつねったりするのはよくない。 それは怒るべきじゃないか。 暴力反対。 そう思っていました。

しかし、考えを変え、 あるとき、兄弟を呼び、「もう、親は子どもの喧嘩に口出ししないから、そのつもりで」と諭しました。 不思議です。その後、喧嘩の頻度は相当減りました。 喧嘩の頻度が激減したのです

弟(6歳)は、変な「親へのアピール泣き」をしなくなりました。 そのため、兄は腹がたたなくなったようです。 それで喧嘩がなくなったのです。

 

悪循環(上から目線の仲裁型)

  言い争い → 弟の親へのアピール泣き → 親を巻き込んだことへの兄の怒り  → 取っ組み合いの喧嘩 → 兄が勝つ → 親が兄を叱る → 弟も兄も面白くない

 

親はこどもの喧嘩に口出しをしないというのは、世間一般にも正しいと思いますが、 家庭内の兄弟喧嘩についても正しかったのです。

知り合いにも同様のことを聞きましたが、 「別に喧嘩するのは悪いことじゃない。一人っ子は喧嘩さえもできないんだから」という方もいて、なるほど。

長男の友達で3人兄弟の家は、「喧嘩なんかしないねえ。まあ、父親も母親も家にいないからかなあ」。 なるほど。 兄弟喧嘩はさせておけ。兄が勝っても放っておけ。弟が泣いても兄を責めるな。こんな感じかな。

そうすると、報復の悪循環を断ち切ることができます。

好循環(放置プレー)(見守り型)

 言い争い → 弟は親にアピール泣きしても効果がないのでアピール泣きをしない → 兄は弟に腹を立てない  → 喧嘩したあと、一番つまらないのは実は当人たち → つまらないのでまた仲直りする

兄弟喧嘩に手を焼いているパパやママは、放置プレーちょっと試してください。

まあ、夫婦関係から組織運営までの一般論と一緒ですね。

子育て教育リテラシー

まとめ

なるべく子供には喧嘩をさせること。相手を泣かせても、泣かされても、すぐに口を出さないで、次に何が起こるかを見守ること。親のそうした態度が、子ども自身の持つ潜在的な力や底力を引き出すことになります。

公教育を共に支えましょう!

2019年12月18日子育て・教育, 教育・一般教養コラム

Posted by 山本 潤