細野祐二氏の”財務諸表危険度分析”による運用の評価を開始
株式会社リンクスリサーチは細野祐二氏と共同で運用評価を行う。
細野氏が毎月行っている”財務諸表危険度分析”の結果を基に売買候補を選択し、
下記のような条件で運用をした場合の評価を行う。
運用経過は随時弊社WEBサイトで公表する。
〇毎月ポートフォリオの構築
財務評価を基にその時点の売買候補により、毎月PFを構築
第1号PFは2019年1月21日に発行したレポートを基にした”201901号”
第2号PFは2019年2月21日に発行予定のレポートを基にした”201902号”
毎月1つのポートフォリオを作る。
第1号PFは次の通り(レポートを基にすでにスタートしている)
〇売買候補の選択条件
①財務諸表危険度分析の評価による選択
売り候補:評価”危険”となったもの
買い候補:評価”安全”かつ評点0(マイナスがない)のもの
②ファンドの運用を想定し、貸株がある企業を対象とするように以下のような条件を設定する
・時価総額200億円以上
・1日当たりの売買代金が5日平均が1億円以上
③6か月と短期の運用の為、テクニカル指標を参考にする
短期的に上がりすぎ、または下がりすぎた企業は除外する。
④企業数のバランスをとる
売りと買いの企業数を同じにする。
結果として2企業程度の売りと買いの組み合わせとなると思われる。
月に1度の財務評価により、”危険”に評価されるのは5社程度
その中から②および③の条件をクリアするのは数社にとどまる。
⑤実際に投資するため”売り”、”買い”共に100万円に近づくように株数を設定する。
〇運用ルール
①運用期間は6カ月
②6か月後に反対売買によってポートフォリオをクローズする。
③ロスカットの場合のみ6カ月を待たずに反対売買を行い、
ポートフォリオをクローズする。
ロスカットの条件はPFの損失-30%に達した場合とする。
*細野祐二氏について
細野祐二の公式ホームページ
https://yuji-hosono.com/
”財務諸表危険度分析”について
https://yuji-hosono.com/about-analysis-of-window-dressed-financial-statememts/
細野祐二氏は毎月100社の財務諸表危険度分析を行い、その分析結果についてレポートを配信している。
1月20日には第11回の分析レポートを配信した。
細野氏はこれまで、ライザップグループ、ソフトバンク、LIXIL、スルガ銀行などの
財務諸表を”危険”と評価し、事前に警鐘をならしてきた。発表以降、各社の株価は下落している。
ディスカッション
コメント一覧
面白いですね。ひとつだけ気になりますが、運用期間6 monthsは短すぎるのではないでしょうか…. 何年かに一回、ドカンと特損が出るようなイメージです