(ゲスト投稿)投資のヒント 「情報の非対称性」by みなとみらい
投資のヒント「情報の非対称性」について 2017.10.20 byみなとみらい
*この投稿はゲストメンバーによる投稿です
「情報の非対称性」と「みんなの運用会議の意義」について考察しました。
【命題1】
「A≠Bにおいて、A=C、かつ、B=Cであるならば、A=Bである。」
なんやら手品のような、意味不明の論理式のようにも見えますね。
「止揚?」と捉える方もいるかもしれません。
たとえば、A=買い手(証券会社)、B=売り手(投資家)、C=「知識武装」したみんなの運用会議の参加者とすれば、少しは理解いただけるかもしれません。
ここで、「情報の非対称性」とは、市場で取引される商品やサービスに関して、ある経済主体が他の経済主体よりも情報を多く持っている状態です。(出典:デジタル大辞泉より。)
売り手と買い手の間に公平な情報が持てる状態であれば、情報の非対称性は生じない。
しかし、現実の市場はどちらかと言えば、売り手が有利な世界です。
そこで、「情報の非対称性」を「情報の対称性」に変えるための戦略を考えました。
数学的には【命題1】のA=Bを満たすための条件は、A、かつ、BがCになることが必要です。
ここで、私は【命題1】を自分の立ち位置に立って考えました。
私がCになるためにはA、かつ、Bと同等以上の情報(知識、リテラシー)が必要であり、
情報格差を埋めるためには「知識武装」しかないとの結論に至りました。
以上の気づきを契機として、私の「知識武装」の旅が始まりました。
常に日々の生活を好奇心を旺盛にして愚直に知識を頭に詰め込む旅でした。
これから投資を勉強する方も、既に現役の方も、みんなの運用会議の場を活用し
【命題1】のC(「知識武装」したみんなの運用会議の参加者)目指し一緒に学びましょう。
「情報の対称性」の一例です。ご参考ください。
10月16日(月)の日経新聞(電子版)に「リスクマネーの研究会 経産省が立ち上げ」
という新聞記事がありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22317530W7A011C1EE8000/
ここで、私は【命題1】のCになるべく新聞記事からさらに踏み込んで経産省のサイトを調査を調査探検する旅に出かけました。
それでは、新聞記事の情報源となる5W1Hを捜す旅に行きましょう。
私が旅したのは、経産省(METI)の研究会のサイトです。
そのサイトの「第四次産業革命に向けたリスクマネー供給に関する研究会」に旅をしました。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/daiyoji_sangyo_risk/001_haifu.html
すると、日経新聞に紹介された情報源がありました。
研究会の資料は、資料1~8公開されています。
資料を拝見すると、内容の良否は別として研究会には異業種からの有識者メンバーが
日本国経済成長のためにベンチャー企業投資や企業の事業再編に必要な資金供給について議論していることがわかります。
今後の投資に役立つ情報を頭に入力します。このような作業を積み重ねます。
いつの日か、私の意識はスイッチが入りました。意識のブレークスルーというのでしょうか。
「継続は力なり。」の格言通り、続けていれば良いことがあることを実感し、私の投資の旅は続いています。
皆さんのご参考になれば、幸いです。
(みなとみらい)
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