4054 日本情報クリエイト 決算ショートインタビュー (2022年6月期第3四半期)

本日発表した2022年6月期 第3四半期の決算の内容についてショートインタビューをしました。

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<2022年6月期の業績について>

Q.第3四半期の業績について

売上高は過去最高を更新するものの、通期見通しに対する進捗率が71.3%と前年同期の進捗率と比べて低いようですが、計画比でどうですか?

A.営業人員の採用自体は順調なのですが、入社時期が当初計画より後ろ倒しとなっております。
また、教育においても若干の遅れが生じていることから、当初の計画より進捗率が低い状況になっております。
ただ、第4四半期に向け新人の戦力化も徐々に出来ており実績もついてくると考えております。

Q.計画比で差異(遅れ)が発生した要因と対応について

差異が発生した要因と解消のための対応も併せて教えてください。
(要因:季節性、人材育成の遅れ、新規進出地域で顧客化の遅れ など)

A.要因については上記記載のとおりです。課題解消に向けて営業人員の早期戦力化を図ってまいります。

Q.利益ベースの進捗率について

利益ベースで進捗率が高い要因について、プラス面、マイナス面あれば教えてください
また、マイナス面については対応・対策を教えてください

A.プラス面としては、サービスの解約率は安定的に低くストック収益が順調に積上げが出来ているという面です。
マイナス面は、採用及び入社時期の遅れによるものです。

Q.顧客の状況について

コロナ禍の影響で顧客の投資意欲に変化はありませんか?

A.顧客の投資意欲に特に変化はありませんが、当社へのコロナ禍の影響としてオミクロン株拡大の影響もあり、
一部営業活動が制限される場面もありました

Q.早期戦力化について

人材育成について”4月以降は効果が出始めている”とのことだが、実施した対応を教えてください。

A.各営業の教育格差をなくすため、教育ツールを導入し各人が同じ教育を受けれる体制を取りました
また、提案スキルアップのフォーマット整備や、ベテラン・中堅社員が同行し、成約率の向上と現場での営業スキルの改善も実施しております。

Q.競争優位性について

競合他社も商品力を高めていますが競争優位性に変化はありませんか?

A.「電子契約システム」の提供により不動産業務を幅広く網羅した当社の「一気通貫の強み」がこれまで以上に高まり、
競争優位性も高まると考えております。不動産取引の電子契約は法改正によって5月18日よりスタートし、当社も販売を本格化してまいります。

Q.管理ソリューションについて

クラウド化ニーズが強いとの認識だったが現状も変わらない状況ですか?

A.引き続きニーズが強い状況です。

Q.仲介ソリューション

仲介ソリューションにおいて新規採用社員の短期の育成で戦力化が可能との見方は変わらない状況ですか?

A.教育に若干の遅れは生じておりますが、大きく見方は変わりません
教育ツール、研修の見直し、体制の強化によって早期戦力化は可能であると捉えております。

Q.M&Aについて

M&Aを活用した事業領域の拡大を成長戦略に追加しましたが、
これまでM&Aの実績がないと認識しています。
DD(デューデリ)やPMI実施のための社内体制はどのようになっていますか?

A.今回は外部専門家のアドバイスも頂きながら進めてまいりましたが、引き続き社内基準の強化及びPMI実施に向けた社内体制についても強化を図ってまいります

Q.RNPの買収について

買収対価の一部に株式交換を選んだ理由を教えてください。
また、のれん償却の金額はいつ頃決まる予定ですか?

A.株式交換を実施することにより、より経営意識が高まり共同して企業価値を高める目的から、
一部株式交換を選択しました。のれん償却額は、期末決算(6月末)までには決定する予定です。

Q.提携の業績寄与について

家賃保証会社、保険会社などの提携の発表が続いていますが、業績寄与のタイミングはいつ頃になりますか?

A.現在はプラットフォームの付加価値を高めることを優先しているため、無償サービスとしての提供が主ですが、
今後の有償化に向けては適切なタイミングで進めてまいります。

 

決算インタビュー

Posted by ono