頑張れ グロース銘柄発掘隊!
グロース銘柄発掘隊の誕生
私たちがリンクスリサーチにて「株の学校」の運営を始めたのは2018年の6月のことでした。
一期生5人を送り出した後、二期生が卒業。現在は三期の方々と共に株式投資を学ぶ日々です。
株の学校とは、いわゆるアナリストとファンドマネジャーの養成講座のようなもので、それぞれが数ヶ月同一の銘柄を深掘りいたします。
長期の業績の予想、そして、バリューエションを行い、中間発表と最終発表を行うのですが、クタクタになるまで分析を繰り返すというタイガーマスクの虎の穴のようなところ(筆者の年齢がいっちゃっているのでご容赦を)です。虎の穴というのは…(略)
株の学校を卒業した方々が自主的に立ち上げたグループがグロース銘柄発掘隊です。隊長は二期の小月さん。
グロース銘柄発掘隊は、それぞれのメンバーが長期に渡って調べた分析をテキストベースのレポートとして発表するサークルです。株の学校の卒業生の集う任意団体という位置付けです。株の学校で勉強した成果を無駄にしないで、社会へと還元するために、レポートを有料で販売する活動を始める運びとなったのです。
週に1本で月に4本のグロース株のレポートをNPOイノベーターズフォーラム(億の近道発行元)の協力を得て発行します。 NPOへの支援と株の学校の卒業生の経済的自立を後押しするために、収益は100% NPOと卒業生に還元されるビジネスモデルです。私は無報酬でレポートを監修いたしますが、応援団の立場で個人的に応援しています。
なぜ有料なのでしょうか?
日本では情報に対する価値が報酬に結びつかず、情報は無料だと考える人が多数を占めます。
今後、個人投資家アナリストという新領域で取材を重ねながらレポートを本業として執筆する方々の自立をサポートするために、そしてNPOへの資金的援助の目的のため、メルマガは有料とさせていただきました。
内容には十分な自信を持っております。
証券会社の分析に足りないところを補う
機関投資家が短期売買志向となったためか、長期の企業業績予想が極端に少ないのです。グロース銘柄発掘隊は長期の業績の予想をベースにリスクプレミアムの設定やバリエーションを行います。理論株価はあくまで一定の前提に立つ上での参考に過ぎませんが、日本では珍しい長期業績の考え方を提供するレポートを目指します。
また、バリュー投資やグロース投資といったスタンスの違いが証券会社のレポートには見受けられませんが、グロース銘柄発掘隊は、長期グロース銘柄に特化したレポートを執筆いたします。グロースなのかバリューなのかはっきりしない証券会社のレポートをグロース目線で補う存在を目指します。
最後に、四半期業績の細かいコストの説明に終始する味気ないレポートではなく、取材に基づく骨太のレポートを目指します。短期的な業績のブレに一喜一憂することなく、企業を長期の目線で応援していくことを目指します。
長期の業績の考え方やリスクを共に考えていく存在を目指します。
まずは以下のリンクから、無料のサンプルレポートをお申し込み下さい。
山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」
毎週火曜日配信(祝日の場合は翌平日に配信)
購読料:1ヶ月10,800円(税込)
サンプルレポートお申込はこちら ⇒ https://goo.gl/8TLmfM
※サービス開始は4月開始の予定です。
発行者:NPO法人イノベーターズフォーラム
個人投資家をサポートする! 取材と業績予想とバリューエション
訪問取材! 個人投資家アナリストが世の中を変える!
二年間、個人投資家とのつながりを重視した活動を続けてきました。私が個人的に感じることは、2つのボトルネックがある、ということです。
一つは、機動的な取材が個人投資家には解放されていないこと。株主総会で質問するだけでは十分ではありません。
普段から疑問に思うことはIRへ問い合わせるという文化がまだ不十分ではないかと感じております。
機動的取材が当たり前になるように、株の学校の卒業生は取材活動を繰り広げています。社長にお会いできる場合もあり、企業というものをしっかりと理解する有意義な活動を継続して行なっていきます。
私は、個人投資家が普通に取材ができる世の中を目指しています。グロース銘柄発掘隊は、私が統括する組織ではなく、草の根の自発的な自由なサークルでしかありません。内規なども彼らの手でで作っています。グロース銘柄発掘隊の定例会やオフ会などもあります。勉強会などもしています。
分析が上手な個人投資家は大勢いるのです。ただし、何時間もインタビューできる環境だけがないのです。そのギャップをグロース銘柄発掘隊が埋めていくはずです。
長期の業績予想とバリエーション
私が感じる個人をサポートしたいもう一つのこと。
それは業績の長期の予想とバリュエーションです。もちろん、PERやPBRが低いことは重視する個人投資家が多いのですが、今現在の収益に基づく評価となり、バリュー投資家寄りの分析が多くなっています。それでは片手落ちで、やはり、株はグロース株も評価しなければもったいないのです。
グロース株をしっかりと評価するためには、現在の収益ではなくて、将来の収益を予想しなければならないのです。将来の収益を予想するコミュニティが少ないので、そうした長期の投資家の受け皿として発掘隊が機能するといいなと考えております。
グロース銘柄発掘隊のメンバーたち
株の学校の卒業生には、さまざまなバックグランドの方々がいます。エンジニアやお医者さんなど。アナリスト資格保有者も多く、コンサルタントの方もいらっしゃいます。もちろん、分析がとても好きな人たちが集まっています。こうした様々なメンバーが互いに情報交換し会社を取材しレポートを書き上げています。1ヶ月2ヶ月に調査が及ぶことが多く、質は保証できます。プロフィールなどもユニークなものが多く、グロース銘柄発掘隊の今後の活動を非常に楽しみにしております。
グロース発掘隊アナリストの小月陸さんが初代隊長、そしてメルマガ編集責任者を努めます。
七夜 皐月さんは、東証一部の部品メーカーに勤務。両名共に最近企業で認められている副業規定を満たしており、日本の企業の豊かな働き方改革の実践者です。
宇佐 聖さんはをフリーで働きつつ、日々、調査活動をしていらっしゃいます。いわば、フリーのアナリストです。日本もフリーランスのアナリストが活躍できる時代が来たのです。その他、続々と有能なアナリストが誕生しております!
頑張れ!グロース銘柄発掘隊!
P.S. 独り言
私はもちろん、無名のファンドマネジャーでしたし、株式評論家ではありません。ですから、一度たりとも大手証券やネット証券の無料セミナーに出たことはありません。これからも絶対にないです。証券会社の無料セミナーは、何故無料なのでしょうか? 概ねわかると思いますが、信用とバンバン回転売買を奨励しているのが証券会社です。わかりやすいですね。でもそれは投資ではないのです。証券会社は投資家を育ててこなかった。そういう意味では次世代を育てない連中です。信用バンバンさせるばかりか、FXやビットコインなどもどんどん提供します。悪質。そのため、損切りの重要性を繰り返しています。客が死ぬのは困る。でも、徐々に死んでいって欲しいからでしょう。損切りを繰り返し、売買を繰り返す。証券会社が儲けるためでしょう。誰が大手証券やネット証券のセミナーに出るか!馬鹿馬鹿しいことです。
もし、私が証券会社のセミナーに出て、
株の信用取引はやらない方がよい
多数のアイデアを多数述べる人はアイデアの質がどうしても低いのでアイデア自体が採用できない
損切りしなければならないようなポジションをそもそも取るべきではない
などといえば、証券会社は商売上がったりです。
結果として、一度も、ゲストに呼ばれることはないですし、これからも絶対にないです。
株なんて、年に一度、ちょっとだけ売買すればよい
無料セミナーで出ていた講師が「様子見」とか「売り」いう局面で株を買えばよい
損切りが大事だという人は、回転売買をしている人ばかりだ
などといえば、証券会社は商売上がったりです。
大暴落の時だけ、山から降りてくるおじいちゃんがいるのですが、現金をリュックサックに背負って「あれとこれをこれで買っておけ」といって山に帰っていきます。彼が一生のうちで、一回も損切りをしていないことを、どう思いますか? 私も去年はプラスの成績でしたが、下がった時に、損切りせずに買い向かったので勝てましたが….それが何か??
(良心的な評論家諸氏の生き方や主張を否定するものではありません。良心的な証券会社の社員の生き方や主張を否定するものではありません)
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